ジャパンラグビートップリーグは第3節を迎え、12日に東京・秩父宮ラグビー場で行われた第1試合はリコーブラックラムズが53-0でホンダヒートを破った。リコーは2勝1敗として勝点を「10」に伸ばし、ホンダは1分2敗で勝点は「2」のまま。
試合は前半19分、リコーがSO河野のペナルティゴールで先制した。23分にはホンダFB嶋のミスキックからリコーはあっさりカウンター攻撃を決め、WTB小吹がトライ。CTBロビンスをシンビンで欠いたホンダは25分にも守りを崩されると、リコーWTB小吹に連続トライを奪われリードを広げられた。
後半に入っても敵陣でゲームを支配したリコーの勢いは止まらず、47分にWTB小吹がハットトリックを達成。67分にはSO河野が22メートル内で鮮やかなステップを見せ、チーム4本目のトライでボーナスポイントを獲得した。その後、FB横山伸一、途中出場WTBキニキニラウ(2本)にもトライが生まれ、元気のないホンダを圧倒した。
注目のオールブラックスCTBノヌー(リコー)は先発出場。トライこそなかったものの、30分には判断のいいグラバーキックでFB横山のトライを演出した。また、後半63分にはハリケーンズ(NZ)時代のチームメイトであるホンダのルースFWソーイアロが途中出場し、日本での初対戦を楽しんでいた。