第64回シンガポールクリケットセブンズは6日、決勝トーナメントが行われ、日本選抜(男子)はカップトーナメント準々決勝で敗退した。1回戦はオーストラリアのパルミラに19-5と競り勝った日本選抜だったが、次の準々決勝ではペンギンズ(イギリス)相手に1トライしか奪えず、5-26で完敗した。
● 村田亙 監督 コメント
予選プールを全勝し、しかも3試合ともシャットアウトで勝つことができ、いいスタートが切れました。敗れたペンギンズは昨年の優勝チームということで集中して挑みました。しかし、ちょっとしたミスから出鼻をくじかれ、一気に得点を重ねられました。勝ちたい試合でしたが、負けのなかにも若手選手はある部分で自信も得られたと思います。
大会を通して、ディフェンスがよく機能していたと思います。しかし、最後の試合は全部ミスから切り替えされ、急なプレッシャーの変化についていくことができませんでした。
今回のチームは、豊島、坂井が活躍したことはもちろんですが、U20日本代表を経験するなどして、羽野や江見に成長を感じました。赤堀も初めての参加にもかかわらず、外国人選手相手に競り負けないプレーを見せてくれたと思います。しかし、ひとりひとりが強くならないと、世界の7人制では上にいけないことを、皆痛感したのではないでしょうか。
現地日本人の皆さんのサポート、声援も大変ありがたかったです。応援ありがとうございました。