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史上最大の番狂わせなるか アルゼンチンがNZ戦のメンバー発表

2011.10.07

 ワールドカップ2大会連続のベスト4入りを狙うアルゼンチン代表のフェラン監督は7日、準々決勝のニュージーランド戦(9日・オークランド)に出場するメンバー22名を発表した。プールBの2位通過を決める死闘となったスコットランド戦のメンバーが基本となり、先発選手が変更となったポジションはNO8だけ。同試合で左膝前十字靭帯を断裂した副主将フェルナンデス=ロべに代わり、2008年の代表デビュー以来3キャップしか獲得していないセナトーレがエイトマンの大役を担う。
 同じくスコットランド戦で股の付け根を痛めていたPRロンセーロはノックアウトステージに間に合い、自慢のスクラムでニュージーランドにプレッシャーを与えようと意気込む。また、38歳のHOレデスマは元フランス代表ラファエル・イバニェスと並び、HOとして最多となる18試合目のワールドカップマッチとなる。
 そして、キッカーとしても重要な役割を担う主将のCTBコンテポーミにとっては、5点獲得すれば往年の名選手ウーゴ・ポルタが持つ同国代表最多得点記録(590)を塗り替えるという大事な一戦。
 4年前は開催国フランスを2度も破り大会の主役となったアルゼンチンだが、もし今回も開催国から金星獲得となれば、相手が最強軍団オールブラックスだけに史上最大の番狂わせとしてスポーツ界の伝説となるのは間違いない。ちなみに、ニュージーランドの大手ブックメーカー(賭博業者)は、28点のハンディを与えてもオールブラックスが勝つと予想している。


 



<2011 Rugby World Cup アルゼンチン代表 出場予定メンバー / 10月9日・準々決勝 NZ戦>


 


1.R・ロンセーロ   2.M・レデスマ   3.J・フィガージョ   4.M・カリッサ   5.P・アルバセテ   6.J・カベージョ   7.J・レギサモン   8.L・セナトーレ   9.N・ベルガージョ   10.S・フェルナンデス   11.H・アグージャ   


12.F・コンテポーミ(主将)   13.M・ボシュ   14.G・カマーチョ   15.M・ロドリゲス


 


16.A・クレーヴィ   17.M・セルソ   18.M・アジェルサ   19.A・カンポス   20.A・ラランネ   


21.L・アモロシーノ   22.J・イモフ


 

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