ラグビーリパブリック

重圧かかるNZ新司令塔スレイド FBムリアイナは100試合出場へ

2011.10.07

 ニュージーランド代表(オールブラックス)のグレアム・ヘンリー監督は7日、ラグビーワールドカップ準々決勝・アルゼンチン戦(9日・オークランド)の出場予定メンバーを発表した。
 今大会は故障で出遅れ、若いイズラエル・ダグの台頭もあり100キャップ到達を不安視されていたベテランFBミルス・ムリアイナだが、準々決勝は先発の座を獲得し、主将リッチー・マコウに次いでオールブラックス史上2人目の記念すべきテストマッチ100試合出場となる。
 大エースであるSOダン・カーターが故障離脱したため、準々決勝翌日に24歳の誕生日を迎えるコリン・スレイドが司令塔を務める。緊急招集された2009年IRB(国際ラグビーボード)最優秀ジュニア選手のSOアーロン・クルーデンはベンチ入り。準決勝を見据えて、後半からの出場で舞台慣れさせる作戦だ。
 また、チームトップの5トライを挙げているダグは太ももを痛めており、WTBとして開幕から4トライと活躍していたリチャード・カフイとカナダ戦で4トライのザック・ギルフォードも太もも裏に不安を抱えているため、左WTBにはソニー=ビル・ウィリアムズが入る。
 フォワードではNO8キアラン・リードの復活により、今大会初めてFLジェローム・カイノ、FLマコウとの強力バックローが揃った。
 オールブラックスは過去に17度アルゼンチンと対戦し、16勝1分と負けたことはない(IRBデータ)。


 



<2011 Rugby World Cup NZ代表 出場予定メンバー /10 月9日・準々決勝 アルゼンチン戦>


 


1.T・ウッドコク   2.K・メアラム   3.O・フランクス   4.B・ソーン   5.S・ホワイトロック   6.J・カイノ   


7.R・マコウ(主将)   8.K・リード   9.P・ウィップー   10.C・スレイド   11.SB・ウィリアムズ   12.M・ノヌー   13.C・スミス   14.C・ジェーン   15.M・ムリアイナ


 


16.A・ホア   17.B・フランクス   18.A・ウィリアムズ   19.V・ヴィト   20.J・カウワン   21.A・クルーデン   22.I・トエアヴァ


 

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