アイルランドの第一列で存在感を発揮し、セットプレーの要となっているHOローリー・ベストが、2日のイタリア戦で右肩を負傷し、8日の準々決勝・ウエールズ戦出場が厳しくなった。
アイルランドはHOジェリー・フラネリーが左ふくらはぎの故障で大会序盤にスコッドから外れており、ベストも離脱となれば、国内1、2位を争うフッカー2人を失うこととなる。
第3の男である25歳のHOショーン・クロニンはロシア戦にフル出場し、イタリア戦は後半途中からベストの代役を務めた。
過去一度も4強入りしたことがないアイルランドだが、プール戦では優勝候補のオーストラリアを破るなどいま最も勢いがあり、ニュージーランドではオールブラックスとの決勝を予想する声が高まっている。