ラグビーリパブリック

アジア・パシフィック女子セブンズ パプアニューギニアが初優勝

2011.09.26

 7人制男子日本選抜が優勝したセブンズのボルネオ大会(9月24〜25日)では、8カ国・地域が参加して「第2回アジア・パシフィック女子セブンズ(APWS)」も開催され、パプアニューギニアが強豪中国を決勝で破り(24-10)、初めて栄冠を獲得した。昨年は決勝でカザフスタンに惜敗し涙を呑んでいたパプアニューギニアは、準々決勝でクック諸島を24-5で下すと、準決勝ではサモアとの競り合いを22-17で制し、中国との決勝戦ではジョアンナ・ラゴナのハットトリックの活躍で粘る相手を振り切った。3位は、17-5で香港を退けたサモア。
 セブンズが正式競技として採用される2016年夏季オリンピック(リオデジャネイロ大会)に向け、世界各国が7人制ラグビーの強化に力を入れている。今回のAPWSに参加したのは、パプアニューギニア、中国、サモア、香港、シンガポール、クック諸島、トンガ、マレーシア。オリンピックに出場できるアジア枠、オセアニア枠は狭き門になることが予想され、今大会のような貴重な国際経験は参加者たちにとって新たな刺激となり、育成・強化を促進させるのは間違いない。


(レポート&写真協力・アジアラグビー協会)


 



アジア・パシフィック女子セブンズで初優勝したパプアニューギニアの選手たち


 

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