ラグビーリパブリック

日本代表 予選リーグ敗退決定 「言い訳はなし」(カーワンHC)

2011.09.21

 ラグビーワールドカップニュージーランド大会で21日、日本代表は予選プールA・トンガ代表戦(ファンガレイ・ノースランドイベントセンター)に18−31で破れた。0勝3敗で勝ち点は0と、同プール敗退が決まった。序盤から反則を重ね先制され、一度もリードを奪えなかった。
 大会前から必勝を期していたこのゲームを負けて終え、「残念ですね。何をするかという方向性がわかっていて、それに対する道具もあった。ただ、トンガのラックでのターンオーバーから」とジョン・カーワン日本代表ヘッドコーチ(HC)。今春4月から、世界的にも長いとされる準備期間を要しての強化にも、ある中心選手が「コミュニケーション不足」を指摘する現実。カーワンHCは「トンガの方が長い期間、準備をしていたという印象があります。でも、いつも言い訳はなしという態度で私たちはいます。今回はラックで負けたことが敗因になった」と、現象面での課題のみ指摘した。27日、ネイピア・マクレーンパークでカナダ代表と、日本にとっての大会最終戦を戦う。


(文・向 風見也/ファンガレイ)


 

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