10日、予選プールAでフランス代表との初戦に21-47と敗れた日本代表だが、その試合で最も活躍した選手に贈られるマン・オブ・ザ・マッチには、負けた日本のSOジェームス・アレジが輝いた。
日本の21得点すべてをたたき出し、「フランスの激しいプレッシャーのなかで、うまくスペースを使ってバックスラインを活かせたことは成果だと思います」。自身1本目の前半17分のトライは、敵陣22メートルエリアで試みたグラバーキックが相手に蹴り返されるも、それが自分の手元に転がってきたことで奪えた。「ラッキーなトライでした。キックプランからのトライだったので、良かったです」と談話を残した。
(文/向 風見也)