トム・ドネリー
南半球スーパーラグビーで最多優勝7回を誇るクルセーダーズ(ニュージーランド)は1日、オールブラックスとして15キャップを持つLOトム・ドネリーと来季の契約を結んだと発表した。
2004年から2011年まで、ハイランダーズで63試合に出場してきた29歳ドネリーだが、若手のジャラッド・ホエアタやジョシュ・ベックウィスが台頭してきたことで出番が減少。アピール不足が影響したか、今季オールブラックスの選考から漏れ、移籍先を探していた。
一方クルセーダーズは、セカンドローの中心的存在だったベテラン2人が日本行きを決めたため、ブラッド・ソーン(福岡サニックス)、クリス・ジャック(九州電力)に代わる経験豊かな選手を探していた。
なお、ハイランダーズの新戦力候補には、ハリケーンズを戦力外となった元オールブラックス(15キャップ)のLOジェイソン・イートンらの名前が挙がっている。