オールブラックス(ニュージーランド代表)のドクターは30日、故障している2人のルースFW、キアラン・リードとアダム・トムソンに関する最新状況を発表し、ともに開幕試合(9月9日・トンガ戦)には間に合わないとの見方を示した。
昨年のニュージーランド最優秀選手であるリードは27日、オーストラリアとのトライネーションズ優勝決定戦に先発出場し、前半12分に負傷でベンチに退いていた。リーダーシップもある世界最高峰のNO8は、左足首から膝にかけての靭帯を痛めており、予選プール終盤、もしくはノックアウトステージでの戦列復帰を目指す。
同じく、オーストラリア戦で負傷したトムソンは、左肘の内側を痛め、トンガ戦欠場が濃厚となった。上腕にも挫傷があり、彼は日本代表戦(9月16日)出場を目標に準備を進めているという。
現時点で代役を招集する予定はないが、もし2人のうちどちらかが回復しない場合は、今季トライネーションズにも出場していた代表9キャップのルースFW、リーアム・メッサム(ワイカト・チーフス)が追加候補の一番手として挙がっている。