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W杯後の仏代表監督が早くも決定 トゥーロンのサンタンドレ氏 就任へ

2011.08.26

 フランス・ラグビー協会は25日、ワールドカップ後のフランス代表新監督に、トゥーロンの現ディレクターであるフィリップ・サンタンドレ氏が就任すると発表した。4年前よりレ・ブルーを率いてきたマルク・リエブルモン現代表監督は昨年5月、2011年ワールドカップ後に現職から退くことを表明していた。
 44歳のサンタンドレ氏は、現役時代は主にWTBとして代表69キャップを獲得し、34試合でキャプテンを務めた。選手引退後はプレミアシップのグロスターで指導をはじめ、セール・シャークス時代の2005−2006シーズンにはプレミアシップ優勝を成し遂げている。2009年からトゥーロンで指揮を執り、1年目で国内最高峰大会トップ14で準決勝進出(レギュラーシーズン2位)、欧州チャレンジカップ準優勝。昨シーズンはハイネケンカップ(欧州最強クラブ決定戦)でチームを準々決勝に導いた。
 今年12月1日から新体制への一歩を踏み出し、来年2月4日のシックスネーションズ開幕戦(イタリア戦)が初采配となる。