13日のウエールズ代表戦で左つま先を痛めていたイングランド代表のSHダニー・ケア(ハリクインズ)は、精密検査の結果、左足親指を骨折していたことが判明し、近日中にも手術を受ける方針を固めた。完治まで6週間かかるとみられ、32キャップを持つ24歳がワールドカップ最終登録メンバー30名に入るのはほぼ絶望となった。
代表「9番」をめぐっては、今年のシックスネーションズ(欧州6カ国対抗戦)全試合で先発出場した21歳のベン・ヤングズ(レスター・タイガース)がリードしていたが、6月末に左膝の手術を受け、最近ようやくフルトレーニングを再開したばかり。経験豊富なケアは代役の一番手と期待され、7キャップのリチャード・ウィグルスワース(サラセンズ)や、テストマッチ未経験のジョー・シンプソン(ロンドン・ワスプス)とともにその座を争っていた。