ラグビーリパブリック

ウエールズ代表主将HOリース、首の手術決断 W杯出場断念

2011.08.16

 ウエールズ・ラグビー協会は15日、今年のシックスネーションズ(欧州6カ国対抗戦)全試合でウエールズ代表のキャプテンを務め、ワールドカップでもリーダーシップに期待がかかっていたHOマシュー・リース(スカーレッツ)が、痛めていた首の手術を決断したと発表した。これにより、レッドドラゴンズとして47キャップを持つリースの、2011年ワールドカップ出場の夢は断たれた。
 30歳のリースは戦列復帰を目指し、集中治療を続けていたが回復せず、痛み止めの注射を受けても眠れない日々が続いていたという。ウエールズ協会および所属するスカーレッツのメディカルチームと相談の結果、安全と健康、そして今後のラグビー人生を考慮して、ナイフを入れる決心を固めた。
 HOの代役として、肩の故障が回復した代表14キャップのリチャード・ヒバード(オスプリーズ)がトレーニングスコッドに追加招集され、8月のイングランド戦2試合でゲームキャプテンを務めた22歳のFLサム・ウォーバートン(カーディフ・ブルーズ)が、ワールドカップでもチームをリードするものと思われる。


 

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