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アフリカ女子に希望 南アが女子W杯初代王者・米国から歴史的勝利

2011.08.11


 


 イングランド、アメリカ、カナダ、南アフリカの4カ国女子代表がカナダのオンタリオに集い、2日から「女子ネーションズカップ 2011」が開催されている。現地時間9日に総当り戦の最終試合が行われ、南アフリカが女子ワールドカップ初代王者(1991年)のアメリカを26-23で破るという、歴史的快挙があった。


 南ア女子が、世界6強(ニュージーランド、イングランド、アメリカ、フランス、オーストラリア、カナダ)から勝利を奪ったのは初めて。同国男子代表は世界チャンピオンに2度輝いているが、女子代表が国際舞台に登場したのは2004年5月29日のウエールズ戦と遅く、ワールドカップ(W杯)初出場は2006年。2010年大会では2勝を挙げたものの、9位に終わっていた。
 13日に最終順位決定戦が行われる予定で、無敗の前王者イングランドと2勝1敗の地元カナダが優勝決定戦に進出。今大会初戦で2010年女子W杯準優勝のイングランドと接戦を演じたアメリカは、3位決定戦で再び南アフリカと激突する。


 



<第1節 8月2日>
カナダ 52 − 17 南アフリカ
イングランド 15 − 11 アメリカ 


 


<第2節 8月5日>
イングランド 46 − 8 南アフリカ
カナダ 35 − 17 アメリカ


 


<第3節 8月9日>
南アフリカ 26 − 23 アメリカ
イングランド 22 − 10 カナダ


 


<3位決定戦 8月13日>
南アフリカ vs. アメリカ


 


<優勝決定戦 8月13日>
イングランド vs. カナダ


 

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