6日のウエールズ戦で古傷が残る右膝を痛め、ワールドカップ(W杯)出場が心配されていたイングランド代表主将のFLルイス・ムーディーは、精密検査の結果、内側靭帯の軽度の損傷と診断されたことが9日、明らかになった。
今週末のウエールズとの再戦に出場できるかどうかは微妙だが、イングランド代表のメディカルチームは、1カ月後に迫ったW杯出場については楽観的な見通しを示している。
所属するバースの中心選手でもあるムーディーは、1月15日のハイネケンカップ(アイロニ戦)で右膝を痛め、今年のシックスネーションズ(欧州6カ国対抗戦)をすべて欠場していた。
2003年W杯優勝、2007年大会準優勝のイングランドは2度目のエリスカップ獲得を目指し、9月10日のW杯初戦で南米の雄アルゼンチンと激突する。