6日のイングランド戦に先発FBとして出場し、後半途中に負傷して担架で運ばれていたウエールズ代表モーガン・ストッダートは、左足の脛骨(けいこつ/すねの骨)を骨折していたことが判明し、ワールドカップ出場はほぼ絶望となった。
今年のシックスネーションズではWTBとして活躍したストッダートは、この日のイングランド戦ではベンチスタートの予定だったが、ベテランSOスティーヴン・ジョーンズが試合開始直前にふくらはぎを痛め欠場となり、急きょ、先発出場が決定。後半8分、相手FBデロン・アーミテージからタックルを受けた際に負傷した。
26歳のスピードスターに加えて、司令塔ジョーンズも1カ月後に迫ったワールドカップに間に合うかどうか微妙であり、南アフリカ、フィジー、サモアが集う激戦区プールDに入ったウエールズは、厳しい状況に追い込まれた。