ラグビーリパブリック

2週連続の惨敗許されぬボクス NZ戦出場メンバー発表

2011.07.28


 


 ニュージーランドに遠征中の南アフリカ代表(スプリングボクス)ピーター・デヴィリアス監督は28日、トライネーションズ2戦目となる30日のオールブラックス戦出場予定メンバーを発表した。
 肋骨を痛めて帰国したLOフリップ・ファンデルメルヴァ(ブルズ)に代わり、26歳のLOヘラード・モスタートが先発で代表デビューに燃える。今年のスーパーラグビーでは南アのシャークスでプレーしたが、来季はスタッド・フランセ(フランス)への移籍が決まったモスタート。LO陣に故障者が相次いだため、パリでSOSの連絡を受け、与えられたチャンスでワールドカップ出場の扉を自ら開けに行く。
 また、23日のオーストラリア戦で「15番」を着たジオ・アプロン(ストーマーズ)も母国に戻ってリハビリを開始しており、20歳の万能BKパトリック・ランビーが初めてFBで先発出場することとなった。
 先日、サントリーサンゴリアス移籍が正式発表されたばかりのダニー・ロッソウは、NO8起用。オーストラリア戦で代表初キャップを獲得したアシュリー・ジョンソンがベンチに下がり、運動量豊富なFLジャン・デイセルが試合開始からスタートする。CTBは、23歳ジュアン・デヨーンと30歳のアドリアン・ジェイコブスのコンビを試す。
 先週はオーストラリア代表相手に惨敗を喫したスプリングボクス。多数の世界クラス選手が故障で戦列を離れているため、2009年9月12日以来のオールブラックス戦勝利は厳しいが、ラグビー大国の誇りにかけて、2週続けてのぶざまなパフォーマンスは許されない。


 



<南アフリカ代表 出場予定メンバー>



1.D・フレイリング(ブルズ)  2.J・スミット(主将/シャークス)  3.W・クルーヘル(ブルズ)  4.G・モスタート(シャークス)   5.A・ハーグリーヴス(シャークス)   6.D・ステフマン(ブルズ)   7.J・デイセル(シャークス)  8.D・ロッソウ(ブルズ)   9.R・ピナール(アルスター)  10.M・ステイン(ブルズ)  11.L・ンヴォヴォ(シャークス)  12.J・デヨーン(ストーマーズ)   13.A・ジェイコブス(シャークス)   14.B・バッソン(ブルズ)   15.P・ランビー(シャークス)



16.C・ラレペラ(ブルズ)   17.CJ・ファンデルリンデ(ストーマーズ)   18.R・カンコウスキー(シャークス)   19.A・ジョンソン(チーターズ)   20.C・マクラウド(シャークス)   21.W・オリフィエ(ブルズ)   22.O・ンドゥンガネ(シャークス)


 


 


※ 所属チームは2011年スーパーラグビー時(欧州拠点のSHピナール除く)


 

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