1999年のカリーカップ(南アフリカ地区代表選手権)優勝以来、ビッグタイトルから遠ざかっている古豪ゴールデン・ライオンズは19日、南アフリカ代表PRのCJ・ファンデルリンデと2013年末まで契約を結んだと発表した。現在所属しているウェスタン・プロヴィンス(WP)との契約はまだ残っているが、早期リリースが認められた。
今年のスーパーラグビー(ストーマーズ)では、股の付け根を痛めた影響で十分なパフォーマンスを見せることはできなかったファンデルリンデだが、2007年ワールドカップを含む代表69キャップの経験が買われ、今週末に開幕するトライネーションズの南アフリカ代表スコッドに選ばれている。
しかし、代表チームでは故障者の代役という立場のため、2大会連続のワールドカップ出場は微妙。夢破れた場合は、ただちにライオンズに合流してカリーカップ優勝を目指す。