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東京で女子トライアウト W杯、五輪へ向け ラグビー“なでしこ”にも期待

2011.07.11

 2年後のセブンズ・ワールドカップ(ロシア)、2014年の女子ワールドカップ(15人制・フランス)、そして2016年夏季オリンピック(リオデジャネイロ、ブラジル)への出場を目指し、注目が集まる女子ラグビー界。日本ラグビー協会は10日、優れた人材を発掘するために東京でトライアウトを開催し、他競技出身のラグビー未経験者を含む22名が新たな扉をたたいた。
 選考基準として、50メートル走7.45秒以内の走力、立ち幅跳び220センチ以上の跳躍力などが求められた運動能力テストのほか、ボールを使った実技テストも実施。合格者は近日中に発表される予定で、選ばれた者は今後、月1、2回の練習に参加し、日本代表入りを目指す。
 日本における女子ラグビーの競技人口は急増しており、先月末に日本ラグビー協会より発表されたその数は、約2000人。昨年同時期の約900人から倍増で、タグラグビーなどを通じて特に小中学生の関心をひきつけている。今月26〜28日には長野・菅平で「第1回全国高校女子7人制大会」が行われることになっており、さらなる普及・育成・強化が期待される。


 サッカー界では先日、“なでしこジャパン”が初のワールドカップ4強入りという快挙を成し遂げており、日本女子ラグビー界も続きたいところだ。


 

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