ラグビーリパブリック

W杯に向けての日本代表次の課題 「さらなるテンポアップ」

2011.07.09

 今年のIRBパシフィック・ネーションズカップはワールドカップ(W杯)前哨戦でもあり、日本代表にとって、9月にも激突するトンガとの試合は、負けられない戦いだった。わずか1点差とはいえ、ライバルのトンガに勝った。心理面で好影響を及ぼすのは間違いない。
 ジョン・カーワンHC(ヘッドコーチ)、菊谷崇キャプテン、そして先制トライを奪ってチームに勢いをつけたNO8ホラニ龍コリニアシの表情には、安堵感がにじみ、自信が戻っていた。もちろん、ステップアップするための次の課題も見つかった。3人が、新たにコメントをくれた。


 



● ジョン・カーワンHC
 今日は、いい勇気、いいディフェンス、嬉しいです。最初の20分、すごい試合した。トンガのトライは私たちのミスから。これからW杯までに20パーセントアップしたい。もう少し早い展開をできるようにしたい。フィジー戦は、勝つことよりも、いろいろな選手を見たい。W杯に向けてのセレクションになります。



● 菊谷崇 キャプテン
 今日は自分たちの強味をしっかり出せた。先週、サモアに負けて、自分たちの強味がどこにあるか考えて、やることが明確になった。戦術通りにできたゲーム。もっと点差を開けて勝ちたかった。もっとテンポを上げる時間帯を多くできるようにしたい。


 


● ホラニ龍コリニアシ
 今日は、FWは最初からやることを決めて、それをやりとおせた。セットプレー、スクラムとラインアウトでプレッシャーをかけられたのが大きい。


 


 

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