IRBパシフィック・ネーションズカップの第2節・第2試合が9日、フィジーのスバで行われ、開幕黒星スタートの悪夢を払しょくしたいフィジー代表が、36-18でサモア代表を破った。この結果、4カ国による総当り戦は全チームが1勝1敗で並び、優勝争いは混沌としてきた。
前半を2本のトライなどで17-11とリードしたフィジーは、後半開始早々、CTBファティアキのトライで流れをキープした。トンガ戦で45失点と苦しんだディフェンスも改善を見せ、昨年王者のサモアにプレッシャーを与えた。後半35分までにさらに1本ずつトライを奪い、競り合いは続いたが、試合終了間際にフィジーはLOカロウにもトライが生まれ、勝負あり。
13日の最終戦で、フィジーは日本と、サモアはトンガと対戦する。