ラグビーリパブリック

スリムになったイシレリ A代表遠征から帰国しジャパン狙う

2011.07.08

 流通経済大4年生でトンガ出身のNO8ヴァカウタ・イシレリが4日、日本A代表のニュージーランド遠征から帰国。日本への帰化、同国代表入りへの希望を語った。
 3戦全勝したツアーを「楽しかった」と振り返ったイシレリは7日、身体作り中心のチーム練習に参加。帰り際、「(来日した大学1年時は)寂しかったけど、皆から日本語を教えてもらったりして…。(将来は)トップリーグにも行きたい、ずっと日本でラグビーしたい。帰化したい」と現時点での思いを語った。
 春先から早朝の走り込みを敢行するチームにあって、昨季は「135キロくらい」(本人談)あった体重を120キロ台に絞った。「いっぱい走れる。うれしい」。身長185センチで体重が100キロオーバーと大柄な体躯を活かした突破で、関東大学リーグ戦1部を沸かせる同選手だが、今季は「走り勝つ」(HO鹿田翔平主将)ことを目指すクラブに見合ったプレーも見せるか。今季の目標には「ウチの大学を優勝させて、みんながジャパンとかに呼ばれるように」と語った。


(文/向 風見也)


 

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