スーパーラグビー決勝「レッズ対クルセーダーズ」戦まであと3日と迫った6日午前、入場券が一般発売され、わずか45分で完売したことが明らかになった。
オーストラリアの全国紙『ジ・オーストラリアン』によれば、同国州代表レベルの試合では、1907年にシドニーで行われた「ニューサウスウェールズ対オールブラックス」戦の4万9327人が最多観客動員記録。9日にレッズの本拠地ブリスベンで開催されるスーパーラグビー決勝の舞台『サンコープ・スタジアム』は、最大収容人数が5万2000人であり、104年ぶりに記録が塗り替えられるのはほぼ確実となった。レギュラーシーズン第15節（5月29日）に、同スタジアムで両チームが対戦したときもチケットは完売していたが、メンバー会員やシーズンチケットホルダーなどが来場を見送ったため、観客数は4万8301人にとどまっていた。
今季、レギュラーシーズン1位でプレーオフ決勝進出を果たしたレッズは、観客動員も好調で、ホーム試合の観客数平均は約3万1000人。これは昨年よりも30％多く、13位に終わった2009年の平均1万8646人から60％も増えたこととなる。