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マッキントッシュはオタゴの英雄! 窒息死寸前の女性救う

2011.06.28


ジェイミー・マッキントッシュ


 


 ニュージーランドの地方紙『オタゴ・デイリー・タイムズ』(電子版)が28日付の記事で伝えたところによると、今月上旬、同国オタゴ地方・ダニーデン市内のレストランで、ハイランダーズの主将であるPRジェイミー・マッキントッシュが、ステーキ肉をのどに詰まらせて窒息死寸前だった女性を救助していたことが明らかになった。
 当時、レストランでマッキントッシュがチームメイトと食事をしていたところ、食べ物をのどに詰まらせた女性が呼吸困難でパニック状態になり、とっさに反応した心優しき大男は彼女を背後から抱きかかえ、うろ覚えの『ハイムリック法』(背後から両脇に腕を通して抱きかかえ、握りこぶしで腹部を突き上げる方法)で、見事救助に成功したという。
 医学的なトレーニングを受けたことがなく、本能的に助けようとした身長192センチ・体重128キロの大男の行動により、44歳のウェンディー・ナイトさんは肋骨を1本折ってしまったが、命の恩人に対し感謝の気持ちでいっぱいの様子。「彼の最大のファンになったわ。直接お会いしてお礼が言いたい。私たぶん、泣いてしまうわね」と語ったと、記事は伝えている。