東日本大震災復興支援チャリティーマッチ「日本代表 vs. トップリーグXV」が26日、東京・秩父宮ラグビー場で開催された。4月から合宿を重ねてきた日本代表は連係プレーもよく、急造のトップリーグ選抜チームを圧倒、7トライを奪う猛攻の末、49-7で勝利を収めた。
試合のほとんどを相手陣内で戦った日本代表は、数本のハンドリングエラーはあったものの、80分間の集中力は高く、ワールドカップ・スコッド30名に向けて全員が必死にアピール。対するトップリーグXVは、敗れはしたものの、後半32分に途中出場WTB長友泰憲が一矢報いるトライを挙げ、スタンドからは大きな拍手が送られていた。
試合後にはグラウンドの中央で、両チーム全員で円陣を組み、東日本大震災復興への祈りが捧げられ、互いに健闘を称えあっていた。
マン・オブ・ザマッチは3トライを挙げた日本代表主将FL菊谷崇。
日本代表はいよいよ本格的なワールドカップモードに入る。7月2日にはIRBパシフィック・ネーションズカップが開幕し、日本代表は初戦で昨年の王者サモアと対戦する。