ラグビーリパブリック

慈善試合へ向けてTL選抜・ジョーンズ監督「能力高い面々。勝ちたい」

2011.06.16

 26日に行われる東日本復興支援チャリティマッチで日本代表と戦うトップリーグXV(トップリーグ選抜)のメンバーの発表会見が15日、東京・青山の日本ラグビー協会であった。
 指揮を執るエディ・ジョーンズ監督は、昨季日本選手権王者のサントリーでも指揮を執っている。この日は「こういう試合で力を発揮する能力がある選手を選んでいます。ピッチに立つ外国人は(トップリーグ規定通り)3名までとしました。トップリーグの力を示したかったからです」と語り、「勝ちたい」と宣言した。
 WTB山田章仁、FB田邉淳(以上パナソニック)、PR金井健雄(サントリー)と、日本代表候補に入りながらも同チーム入りした面々に関しては、「スコッドからカットされた選手」や「こちらからリクエストを出した選手」であると説明。彼らを含めた全プレイヤーの思いを「彼らには2つの(出場する)理由がある。ひとつは東北のため。もうひとつは、日本のラグビーにはこんな力を持った人がいるんだと自分で証明したい(ため)」と代弁した。
 リストには昨季サントリーで現役引退した世界最多キャップ保持者のSHジョージ・グレーガンやリーグ最年長出場記録を持つ41歳のFB松田努(東芝)の名がある。キャプテンはWTB廣瀬俊朗(東芝)が務める。


(文/向 風見也)


 

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