日本ラグビー協会は10日、昨年4月3日に発表した『JRFU戦略計画 2010-2019』に掲げる、ユース強化施策および中学生カテゴリーの競技者普及策の一環として、昨年の第1回大会に引き続き、今年度も「全国中学生ラグビーフットボール大会」を開催すると発表した。
今大会より特別協賛として、太陽生命保険株式会社の支援も決定し、大会名称は「太陽生命カップ2011 第2回全国中学生ラグビーフットボール大会」となる。
さらに、共催として水戸市および財団法人水戸市スポーツ振興協会からの大会運営を含むさまざまな支援・協力も決定し、大会会場は水戸市のケーズデンキスタジアム水戸(水戸市立競技場)とツインフィールド(水戸市立サッカー・ラグビー場)の2会場で開催することとなった。
参加チーム数は昨年の8チームから16チームへと拡大予定。
■大会名称: 太陽生命カップ2011 第2回全国中学生ラグビーフットボール大会
■大会期間: 2011年9月17日(土)〜19日(祝・月)
■大会会場: ケーズデンキスタジアム水戸(水戸市立競技場)、ツインフィールド(水戸市立サッカー・ラグビー場)
●ブロック制と参加チーム数
(1)第1ブロックは学校課外活動の中学校チーム8チーム。
第2ブロックは社会体育のラグビースクール(ジュニアラグビークラブ)8チーム。計16チーム。
(2)出場チームの推薦枠を三地域フットボール協会に以下のように割り当てる。
【第1ブロック・中学校】 8チーム(関東 3、関西 3、九州 2)
【第2ブロック・ラグビースクール】 8チーム(関東 3、関西 3、九州 2)
<出場チーム推薦対象試合>
【関東】
・第62回関東中学校大会 (6月11〜12日、19日/埼玉・熊谷ラグビー場)
・第5回東日本U15中学生大会 兼
第2回全国中学生大会〔RSの部〕東日本地域予選大会(6月25〜26日/東京・辰巳の森海浜公園ラグビー練習場ほか)
・第2回全国中学生大会予選 北海道・東北中学校大会 (9月3〜4日/秋田県立中央公園球技場)
【関西】
・第2回全国中学生大会 関西地区予選〔RSの部〕 (6月18〜19日、25日/兵庫・カネカ高砂ラグビーグラウンドほか)
・第31回関西中学生大会 (7月29〜31日/岐阜・数河高原ラグビー場)
【九州】
・第33回新島杯九州ジュニア大会 (7月29〜31日/大分・鯛生スポーツセンター)
・第24回新島旗九州中学校大会(7月31日〜8月2日/大分・鯛生スポーツセンター)
●日本ラグビー協会 矢部達三 専務理事コメント
昨年度の大会に引き続き、皆様のご協力により、第2回大会を迎えることができました。昨年度、日本ラグビーフットボール協会で掲げた戦略計画に基づき、未来の日本ラグビー界を担うユース世代の選手の普及・育成を図り創設された大会ですが、各チームの選手たちが優勝を目指し切磋琢磨して戦う姿を見て、本大会のあり方、意義を確信することができました。今年度は太陽生命保険株式会社に特別ご協賛いただき、また、水戸市及び財団法人水戸市スポーツ振興協会にご共催いただくこととなりました。日本協会を代表し、厚く御礼申し上げます。
本協賛、共催により、今大会では、参加チーム数を8チーム増やすことができました。さらにチーム間の激しい戦いが繰り広げられ、また将来の日本代表選手発掘、育成へと繋がることを祈念しております。
日本ラグビーフットボール協会は、引き続き、より一層のユース世代選手の活性化とチーム及び競技者の増加、ならびにユース競技者の競技力の向上に寄与してまいります。