関東大学リーグ戦1部で昨季7位だった法政大は、6月1日付で小野木修氏が新監督に就任。3月から指導する準備をしていたという。大学職員としての職務と平行し、グラウンドに立つ。「準備期間が長かったので、やっと学生と接することができ、嬉しい」。続投に意欲を見せていた駒井孝行前監督は、5月31日付けで任期満了に伴い退いた。
新指揮官は「法政ラグビーの継続」を目標に掲げ、お家芸のランニングラグビーの下地作りとしてフィットネス強化に時間を割いている。主力組、控え組の振り分けは夏以降に行う予定だが、「根底にあるのは、全員で戦うということ」。キーマンにはWTB竹下祥平主将に加え、下のグレードのチームのリーダーになるであろう4年生を挙げた。
(文/向 風見也)