ロドニー・ソーイアロ
オールブラックスのバックローとしてテストマッチ62試合に出場し、スーパーラグビーではハリケーンズ(ニュージーランド)の大黒柱として長年チームをけん引してきたロドニー・ソーイアロが2日、今年のスーパーラグビー終了後にニュージーランドを離れ、トップリーグのホンダヒートに加入することを明らかにした。2年契約。ホンダヒートからの公式発表はまだないが、ニュージーランド協会や海外メディアが一斉に報じた。
サモア出身のソーイアロは、2000年から2002年にかけ7人制ニュージーランド代表としてプレーし、2001年のセブンズ・ワールドカップと、2002年のコモンウェルスゲームズ(英連邦総合競技大会)で金メダルを獲得。15人制では、2002年11月23日のウエールズ戦でオールブラックスデビューを果たし、セブンズ仕込みの走力と豊富な運動量、ハードタックルを武器に、2003年と2007年のワールドカップにも出場した。また、ハリケーンズでも約11年にわたって活躍し、スーパーラグビー100試合出場を達成したウェリントンの英雄である。
1979年10月3日生まれの31歳。身長190センチ、体重107キロ。