ハイネケンカップと欧州チャレンジカップを組織・運営する「ERC（European Rugby Cup）」の2010−2011シーズン表彰式が現地時間24日に行われ、ハイネケンカップ優勝に貢献したレンスター（アイルランド）のFLショーン・オブライエンがヨーロッパ最優秀選手に選ばれた。上記のヨーロッパ2大大会に出場した44チームの選手が選考対象となり、他の候補者リストには、同じくレンスターからNO8ジェイミー・ヒースリップとFBイサ・ナゼワ、ノーサンプトン・セインツ（イングランド）のPRソアネ・トンガウイハ、スタッド・フランセ（フランス）のNO8セルジオ・パリセの名前が挙がっていた。
24歳のオブライエンは、今シーズンのハイネケンカップ全9試合に出場し、3試合でマン・オブ・ザマッチを受賞。攻守にわたり運動量豊富で、NO8ヒースリップ、FLケヴィン・マクローリンとともに最強バックローを形成した。身長188センチ、体重108キロ。2009年からアイルランド代表入りしており、今年のワールドカップでも主役級の活躍をするのは間違いない。
レンスターはマグナーズリーグ決勝にも残っており、2冠の期待がかかる。