香港ラグビー協会は18日、香港セブンズの共同タイトル(冠)スポンサーとして、キャセイパシフィック(航空会社)およびHSBC(世界有数の金融グループ)と、2012年から2015年までの契約を締結したと発表した。これにより、1976年の誕生以来、香港セブンズをサポートしてきたキャセイパシフィック航空と香港ラグビー協会の蜜月期は40年も続くことになる。2011年の香港セブンズは別の金融会社(クレディ・スイス)がスポンサーだったため、ブランド化されていなかったHSBCだが、2010−2011シーズンからセブンズ・ワールドシリーズのタイトルスポンサーを務めており、アジア5カ国対抗も特別協賛するなど、ラグビーへの関心が高まっている。
世界中の7人制大会のなかで、最も華やかで人気が高い香港セブンズは、観光業界も注目のビッグイベントに成長した。また、2016年からオリンピック正式競技となるセブンズはスポーツ産業としても魅力であり、香港社会で象徴的な存在であるキャセイパシフィック航空とHSBCは香港ラグビー協会との強い絆をアピール。強力援軍を得たことで、香港ラグビー界だけでなく、アジアラグビーの大いなる発展が期待される。
2012年の香港セブンズは3月23日から3日間、香港スタジアムで開催予定。
一大ビッグイベントに成長した香港セブンズ