日本ラグビー協会は19日、「HSBC アジア5カ国対抗 2011」の最終戦となる、21日のスリランカ戦(スリランカ・コロンボ/セイロニーズラグビー&フットボールクラブ)に出場する日本代表メンバーを発表した。すでに同大会4連覇を決めた日本代表選手にとって、格下相手とはいえ、ワールドカップ代表選考も兼ねた重要な試合となる。
<HSBC アジア5カ国対抗 2011 スリランカ戦 日本代表出場予定メンバー>
1.畠山健介(サントリー) 2.木津武士(神戸製鋼) 3.藤田 望(ホンダ) 4.大野 均(東芝)
5.トンプソン ルーク(近鉄) 6.菊谷 崇(トヨタ自動車/主将) 7.タウファ統悦(近鉄) 8.谷口 到(神戸製鋼)
9.田中史朗(パナソニック) 10.ショーン・ウェブ(コカ・コーラウエスト) 11.小野澤宏時(サントリー)
12.今村雄太(神戸製鋼) 13.アリシ・トゥプアイレイ(キヤノン) 14.宇薄岳央(東芝) 15.立川剛士(東芝)
16.湯原祐希(東芝) 17.川俣直樹(パナソニック) 18.ジャスティン・アイブス(パナソニック) 19.マイケル・リーチ(東芝) 20.日和佐 篤(サントリー) 21.ジェームス・アレジ(ノッティンガム) 22.田邉 淳(パナソニック)
<スリランカ戦に向けてのコメント>
●ジョンカーワン ヘッドコーチ
前回のUAE戦は、チームが目指す良いパフォーマンスで勝利することができました。アジア5カ国対抗最終戦であるスリランカ戦では、ラグビーワールドカップに向けて、大切な選考対象となる試合ですので、選手にはしっかりと結果を出してもらいたいと思います。今年、スリランカ代表は、下部リーグからトップ5に昇格したチームであり、注目しています。最終戦では、小さなテクニカルの部分、特にレッグドライブ、ボディポジション、ユニットを重点的に常に意識して、激しいパフォーマンスを見せて欲しいと考えています。
●FL 菊谷 崇 主将(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)
アジア5カ国対抗優勝、4連覇が決まった後の試合なので、チャンピオンとして恥ずかしくない試合を、日本代表としてのプライドを持って戦いたいと思います。ラグビーワールドカップに向けて、勝ち残るためにも、代表メンバー一人ひとりが高い意識のもとに、またチームの勝利に貢献できるよう全力でプレーしたいと思います。