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トム・ウッドが今季プレミアシップMVP 19歳トゥイランギは最優秀新人賞

2011.05.11


 


 プレミアシップの2010−2011シーズン表彰式が10日にロンドンで開かれ、最優秀選手にノーサンプトン・セインツのFLトム・ウッドが選ばれた。チームメイトのWTBクリス・アシュトン(イングランド代表)やPRブライアン・ムジャティ(元南アフリカ代表)、それにイングランド代表入りが濃厚なFLトーマス・ウォルドロム(レスター・タイガース)、元南アフリカ代表のHOスカルク・ブリッツ(サラセンズ)など、そうそうたる候補者を抑えての初受賞。24歳のウッドは、移籍1年目ながらノーサンプトンの中心選手としてプレミアシップ14試合に出場し、準決勝進出の原動力となった。チームはハイネケンカップも合わせ2冠獲得の可能性を残している。2011年2月4日のウエールズ戦でイングランド代表デビューを果たしており、次世代の看板選手なるのは間違いない。
 最優秀新人賞に相当する「ランドローバー・ディスカバリー大賞」に輝いたのは、デビュー1年目で19試合に出場し、7トライを挙げた19歳のCTBマヌー・トゥイランギ(レスター・タイガース)。チームメイトで、サモア代表でもある兄のWTBアレサナ・トゥイランギはトライ王(12トライ)を受賞した。また、ニュージーランド出身のSOジミー・ゴパース(ニューカッスル・ファルコンズ)が得点王でゴールデンブーツ賞を獲得している。

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