日本代表は7日、「HSBCアジア5カ国対抗 2011」の第2戦目としてタイ・バンコクでカザフスタン代表と対戦し、61−0と大勝した。これで今大会2連勝。試合後、ジョン・カーワンHC(ヘッドコーチ)とPR畠山健介ゲームキャプテン、そして4トライを奪う活躍を見せたHO木津武士がコメントを発表した。
■試合日: 2011年5月7日 現地時間19時キックオフ
■会場: タイ・バンコク「スパチャラサイ ナショナルスタジアム」
■試合結果: 日本代表 61 – 0 カザフスタン代表 (前半28−0)
<HSBC アジア5カ国対抗 2011 カザフスタン戦 日本代表出場予定メンバー>
1.平島久照 2.木津武士 3.畠山健介 4.大野 均 5.トンプソン ルーク) 6.谷口 到 7.タウファ統悦
8.菊谷 崇 9.田中史朗 10.ショーン・ウェブ 11.上田泰平 12.今村雄太 13.平 浩二
14.アリシ・トゥプアイレイ 15.田邉 淳
16.湯原祐希 17.川俣直樹 18.ジャスティン・アイブス 19.マイケル・リーチ 20.日和佐 篤
21.ジェームス・アレジ 22.立川剛士
<日本代表 入替/交替>
・交替/前半19分: 13.平 → 22.立川
・入替/後半0分: 1.平島 → 17.川俣
・入替/後半28分: 5.トンプソン → 18.アイブス
・入替/後半40分: 12.今村 → 21.アレジ
<得点>
TRY− 田邉 1(前半2分)、平 1(前半14分)、木津 4(前半20分、後半5分、13分、19分)、トゥプアイレイ 1(前半29分)、
立川 1(後半28分)、アイブス 1(後半37分)
CONV− ウェブ 4、田邉 4
<試合後コメント>
●ジョン・カーワン日本代表ヘッドコーチ
畠山のキャプテンシーは大変良かったです。木津選手に関してもテンポよく攻撃できていました。今日の試合の成果は、ラックとスクラムが香港戦よりも良かった点です。しかし、ボールをもう少しオープンに回していけば、もっと点が取れていました。今日の試合はラインをうまく生かすことができなかったので、修正し、次の試合に臨みたいと思います。
●PR 畠山健介ゲームキャプテン
今回のゲームキャプテンに指名してくれたジョン・カーワンヘッドコーチに感謝します。キャプテンとして、負けられないプレッシャーがありましたが、思い切った充実した試合ができ、満足しています。自分以上にチームのみんなが80分間我慢して、勇気あるプレーを見せてくれたと思います。東北にはまだまだ助けが必要です。今後も日本代表選手として、日本だけではなく、全世界の人たちにこのたびの東日本大震災のことを伝えていきたいと思います。
●HO 木津武士
個人のトライではなく、FW全員のトライです。スクラムなら畠山選手や平島選手、ラインアウトなら菊谷選手など、試合を通して自分をバックアップしてくれたり、うまくリードしてくれたから、頑張ることができました。自分にとっては、今日の試合は大変良い経験となりました。