現地時間6日に行われたスーパーラグビーのチーターズ戦で、ホームゲームながら19−53と大敗し、屈辱の7連敗を喫した最下位のライオンズだが、ヨーロッパからの救世主が予定よりも早くチーム合流することとなり、息を吹き返すかもしれないと期待されている。
億万長者のライオンズ新オーナー、ロバート・グメデが目玉選手と獲得したブッチ・ジェームスは、2007年ワールドカップ優勝メンバーであり、今年のワールドカップでもグリーン&ゴールド(南アフリカ代表ジャージ)を着るのが確実視されている。現在ジェームズが所属するバース(イングランド)はプレミアシップで5位につけており、7日に行われる最終節の結果次第ではプレーオフ進出の可能性はあるが、チーム間の合意により、来週からジェームズはライオンズの一員として古豪復活に取り組む。
アウェーで4試合戦ったあと、6月11日にホームで最終戦を迎えるライオンズだが、富豪オーナーの怒りをこれ以上買わないためにも、最下位だけは避けたいところだ。