日本ラグビー協会は28日、香港フットボールクラブで4月30日に開催される「HSBCアジア5カ国対抗 2011 香港vs.日本」戦の日本代表出場予定メンバーを発表した。日本代表初選出のLOジャスティン・アイブス、SH日和佐篤、FB上田泰平が先発出場する。
<HSBC アジア5カ国対抗 2011 香港戦 日本代表出場予定メンバー>
1.川俣直樹(パナソニック) 2.湯原祐希(東芝) 3.藤田 望(ホンダ) 4.ジャスティン・アイブス(パナソニック)
5.北川俊澄(トヨタ自動車) 6.菊谷 崇(トヨタ自動車/主将) 7.マイケル・リーチ(東芝)
8.ホラニ龍コリニアシ(パナソニック) 9.日和佐 篤(サントリー) 10.ショーン・ウェブ(コカ・コーラウエスト)
11.小野澤宏時(サントリー) 12.ライアン・ニコラス(サントリー) 13.平 浩二(サントリー)
14.アリシ・トゥプアイレイ(キヤノン) 15.上田泰平(ホンダ)
16.木津武士(神戸製鋼) 17.畠山健介(サントリー) 18.トンプソン ルーク(近鉄) 19.タウファ統悦(近鉄)
20.田中史朗(パナソニック) 21.ジェームス・アレジ(ノッティンガム) 22.今村雄太(神戸製鋼)
<香港戦に向けてのコメント>
●ジョンカーワン ヘッドコーチ
香港戦に向けて、代表チームの仕上がりはまずまずで、順調だと思います。今年はラグビーワールドカップイヤーであり、初めての国際試合ということもあり、気を引き締めて良いスタートを切りたいと思います。
宮崎合宿での新しい戦術システムを、出場メンバーには100%頭で理解した上で、ミスを恐れずに実戦の場ですごいパフォーマンスを示してくれることを期待しています。香港戦は、今年のアジア5カ国対抗で最もフィジカルでタフなゲームになると思います。このレベルの高い試合において、新しいメンバー(アイブス、日和佐、上田)には、宮崎合宿および練習の成果(レベルアップ)を見せてほしいと思います。
●FL 菊谷 崇 主将(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)
香港戦は、ワールドカップイヤーである今年の最初のゲームになります。ワールドカップでの歴史を変えるために、このスタートをレベルの高い位置で戦えるように、チーム一丸となって、チャレンジしていきたいと思います。また、新しいシステムをいかに全員で取り組むことができるかが、今回のゲームでの課題でもあります。
最後になりますが、被災地をはじめとする日本に勇気を与えられるよう、80分間しっかり戦い、強いジャパンを伝えたいと思います。
●LO ジャスティン・アイブス(パナソニック ワイルドナイツ)
今回スターティングメンバーに選ばれて、嬉しく、名誉に思っています。この3年間、日本代表チームの一員になることが大きな目標であり、この日を待ちわびていました。感謝の気持ちでいっぱいです。対香港戦は、フィジカルな試合になると思います。今まで代表合宿で練習してきたこと、また自分自身の肉体的な挑戦を証明したいです。
●SH 日和佐 篤(サントリー サンゴリアス)
子どもの頃から、日本代表のジャージを着ることを目標としていたので、スターティングメンバーに選ばれたことを嬉しく思い、また代表としての責任の重さを感じています。香港戦に向けて特に意識することもなく、気負わず、ひたむきにいつも通りのプレーを心がけて、勝利に貢献したいと思います。
●FB 上田泰平(ホンダ ヒート)
日本代表スコッドに選ばれたときからここを目標にしてきたので、日本代表としての責任の重さを強く感じており、また恥ずかしくないプレーを心がけ、チームに貢献できるよう頑張りたいと思います。香港戦では、宮崎合宿から重ねてきた日本独自のラグビースタイルを思いっきり、実践の場で試していきたいです。