ラグビーリパブリック

ブルーズの若手LOカーティス・ハイウ 骨腫瘍発覚で無期限休養へ

2011.04.28


カーティス・ハイウ


 


 スーパーラグビーのニュージーランド・カンファレンスで首位に立つブルーズだが、セカンドローで存在感を増していた若手選手に重い病が発覚し、チーム内に衝撃が走っている。
 ブルーズは27日、ろっ骨を痛めていた26歳のLOカーティス・ハイウが骨腫瘍(こつしゅよう)と診断され、無期限の休養に入ると発表した。ハイウは、数カ月前からろっ骨に痛みを抱えていたものの、それはラグビーでのコンタクトプレーが起因だと信じてグラウンドに立ち続けていたが、激痛を覚えるようになり、4月中旬にCTスキャンと血液検査を受けたところ、骨腫瘍が発覚した。来週、骨腫瘍の専門家による検診を受ける予定で、最悪の場合は生命にかかわる恐れもある。
 ハイウはジュニア時代から将来を嘱望された逸材で、高校NZ代表、U19・U21NZ代表として活躍後、2005年にオークランドでプロデビュー。翌年には世界で最もエキサイティングな大会のひとつであるスーパーラグビーに足を踏み入れ、これまで53試合に出場していた。

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