スーパーラグビーの強豪クルセーダーズ(ニュージーランド)は25日、オーストラリアと南アフリカに遠征するスコッドを発表し、昨シーズンまで日本でプレーしていた元オールブラックス主将ルーベン・ソーンのメンバー入りが明らかになった。
2003年ワールドカップのニュージーランド代表主将でもあるソーンは、2008年にヤマハ発動機ジュビロに入団。その後ホンダヒートでも活躍し、2010年度シーズンを最後に母国に帰国していた。
現在、クルセーダーズはFLリッチー・マコウ、LOブラッド・ソーン、LOサム・ホワイトロック、NO8キアラン・リードなどFW陣に故障者が続出しており、優勝争いに踏みとどまるために、クライストチャーチのクラブチームで選手兼コーチを務めていた36歳ベテランにSOSを送っていた。
ルーベン・ソーンは1997年にクルセーダーズでスーパーラグビーデビューを果たして以来、チーム歴代最多の129試合に出場、2002年から2004年まで主将も務めた。クルセーダーズはこれまで7度の優勝に輝いており、ソーンは主力選手としてそのすべてに貢献。身長192センチ、体重110キロ。オールブラックスとしては50キャップを獲得している。