イタリアの国内最高峰選手権エッチェレンツァ(スーパー10)は第16節が終了し、元日本代表WTB四宮洋平が所属する5位グラン・デュカート・パルマは4位のクロチャーティーに14−16で敗れ、プレーオフ進出は厳しい状況となった。ちなみに、四宮はこの試合に出場していない。各チームとも残り2試合となり、クロチャーティーとグラン・デュカート・パルマとの差は勝点「8」。クロチャーティーは1試合でも勝てば、プレーオフ進出が決定する。他力本願のグラン・デュカート・パルマは、残り2試合とも4トライ以上での勝利がミラクルへの絶対条件。
上位3チームはいずれも勝利を収めたため、ロヴィゴ・デルタ、カバリエリ・プラート、ペトラルカ・パドヴァのプレーオフ進出が確定した。首位を独走するロヴィゴ・デルタは、3位との差を勝点「10」とし、得失点差でも大きく引き離しているため、ホームでの準決勝はほぼ決定的となった。