韓国「2011春季リーグ」は大会13日目(4月14日)。一般(社会人)リーグ戦で国内大会5冠中のポスコ建設は三星重工業と23−23で引き分けた。この結果、優勝は最終日(18日)に持ち越しとなった。
【2011春季リーグ戦】
<一般>
■4月10日(日)〜18日(月)
※ 参加チーム/ポスコ建設、韓国電力、尚武(韓国軍体育部隊)、三星重工業
◆4月10日(日)
・三星重工業 31(16−0)17 尚武
〔1勝/4T 1G 3P〕 〔1敗/3T 1G〕
・ポスコ建設 23(17−3)15 韓国電力
〔1勝/3T 1G 2P〕 〔1敗/2T 1G 1P〕
◆14日(木)
・ポスコ建設 23(8−3)23 三星重工業
〔1勝1分け/4T 1P〕 〔1勝1分け/3T 1G 2P〕
ポスコが痛い引き分け。前半17分、SO金原用(韓国代表)のペナルティーゴール(PG)でポスコが先制した。6分後、三星はFB崔時原(韓国代表)がPGを返し同点。32分、ポスコHO金ジョンウクのトライで8−3とし、前半を終えた。三星は後半4分に崔がPGを成功すると、11分に崔がトライを奪い8−11と逆転した。5分後、ポスコがFBベテラン金亨機基のトライで再逆転。その後もトライを重ね、18−11に。29分、今度は三星がWTBホン・ギナムのトライとゴール成功で18−18と同点に追いつく。さらに32分、FL金ジェヒョンがトライを決め18−23と逆転。しかしポスコも粘り、38分、交替したばかりのFB朴ウンソクのトライで追いつき、ゲーム終了。
・尚武 27(12−8)34 韓国電力
〔2敗/4T 2G 1P〕 〔1勝1敗/5T 3G 1P〕
韓国電力が逆転勝ち。前半は10分、尚武がCTB鄭チド(韓国代表)のトライを皮切りに、2トライ1ゴールで12点をリードした。韓電は、20分にSO全鐘満のトライなどで8点を返した。後半に入っても尚武が2分にトライ、ゴールで19−8と差を広げる。すると韓電は10分にユ・ミンヒョン、18分に呉潤衡の両代表WTBのトライと、FB金近ヒョンのゴール成功で19−22と逆転した。しかし、尚武も27分にPGで同点にすると、30分にはCTB金インギュのトライで再逆転(27−22)。ところが終了間際の38分、韓電WTB呉の2本目のトライで同点となり、FB金が逆転のゴールを決め29−27に。さらにロスタイムにもWTBユのトライが生まれ、韓電が接戦をものにした。
◆18日(月)
・韓国電力 − 三星(14:00〜)
・ポスコ − 尚武(15:40〜)
<大学A部>
■3月24日(木)〜30日(水)
・1位 延世大(2勝)
・2位 慶熈大(1勝1敗)
・3位 高麗大(2敗)
<大学B部>
■3月30日(水)〜4月3日(日)
・1位 ウォン光大(2勝)
・2位 釜山大(1勝1敗)
・3位 ソウル大(2敗)
<高校>
■3月24日(木)〜4月3日(日)
・両校優勝 ソウル大付属高、仁川機械工業高
<中学>
■3月24日(木)〜4月3日(日)
・両校優勝 清州南中、ソウル大付属中
(レポート/見明亨徳)