韓国「2011春季リーグ」は大会12日目(4月10日)、一般(社会人)のリーグ戦が始まり、三星重工業と国内大会5冠中のポスコ建設が先勝した。
【2011春季リーグ戦】
<一般>
■4月10日(日)〜18日(月)
※ 参加チーム/ポスコ建設、韓国電力、尚武(韓国軍体育部隊)、三星重工業
◆4月10日(日)
・三星重工業 31(16−0)17 尚武
〔1勝/4T 1G 3P〕 〔1敗/3T 1G〕
前半は三星ペース。9分、CTBのイム・ジェボンがペナルティーゴール(PG)で先制。21分に韓国代表のFB崔時原がトライを奪い8−0とした。崔は31分にもトライ、40分にはPGを決めて、16−0とリードを広げた。後半に入ると尚武が反撃。3分、SO李ヨンミンがPGでまずは3点を返した。24分に途中出場のWTB金ガンミンがトライを決めると、SO李のゴール成功で16−10に。3分後、FL金ヒョンスのトライで1点差に迫ると、ゴールを李が決め16−17と逆転した。しかし三星は33分、FB崔がPGで再度逆転(19−17)。34分にWTBベテラン郭鐵雄がトライし、試合を決めた。
・ポスコ建設 23(17−3)15 韓国電力
〔1勝/3T 1G 2P〕 〔1敗/2T 1G 1P〕
ポスコが前半のリードを逃げ切った。3分、韓国代表PR金光植のトライで先制。ゴールはSO金原用(代表ではCTB)が決め、7−0とした。17分にもPR金のトライで12−0に。韓国電力は27分、元韓国代表のFB金グンヒョンのペナルティーゴールで3点を返したが、3分後にポスコのHO金ジョンウクのトライで17−3と差は広がる。しかし39分、40分にポスコはLO5番と6番が相次いでシンビンとなり、2人を欠いて後半へ。韓国電力は13分に新人で代表のFL韓建圭がトライを奪い、ゴール成功で7点差としたものの、ポスコはSO金の2本のPGでリードを保ち、勝利した。
◆14日(木)
・ポスコ − 三星(14:00〜)
・尚武 − 韓国電力(15:40〜)
◆18日(月)
・韓国電力 − 三星(14:00〜)
・ポスコ − 尚武(15:40〜)
<大学A部>
■3月24日(木)〜30日(水)
・1位 延世大(2勝)
・2位 慶熈大(1勝1敗)
・3位 高麗大(2敗)
<大学B部>
■3月30日(水)〜4月3日(日)
・1位 ウォン光大(2勝)
・2位 釜山大(1勝1敗)
・3位 ソウル大(2敗)
<高校>
■3月24日(木)〜4月3日(日)
・両校優勝 ソウル大付属高、仁川機械工業高
<中学>
■3月24日(木)〜4月3日(日)
・両校優勝 清州南中、ソウル大付属中
(レポート/見明亨徳)