現地時間9日、ハイネケンカップ準々決勝第2試合が行われた。2009年の決勝再現となり、2年ぶりの栄冠を狙うレンスター(アイルランド)がホームにレスター・タイガース(イングランド)を迎えた。
試合はブレイクダウンでの激しい肉弾戦が印象的な、手に汗握るシーソーゲームとなる。前半は、アイルランド代表SOジョナサン・セクストンのキックが安定し、9−3でレンスターがリード。
リベンジに燃えるタイガースは後半2分過ぎ、WTBアレサナ・トゥイランギがインゴールに飛び込んだかに思われたが、ビデオ判定の結果、トライより先に足がタッチラインに触れており、反撃ののろしとはならず。逆にレンスターは後半8分、FBイサ・ナゼワが鮮やかなステップとスピードで30メートル独走のトライを奪い、試合を優位に進めた。
意地を見せたいタイガースは後半36分、HOロブ・ホーキンスのトライとゴール成功で7点差に迫り、その後も怒とうの連続攻撃で相手22メートル内へ突入したが、最後はノッコンでミラクル劇とはならず。
レンスターが3大会連続の準決勝進出を決めた。
<ハイネケンカップ 準々決勝 第2試合>
レンスター(IRE) 17 – 10 レスター・タイガース(ENG)