マグナーズリーグで最多優勝3度を誇る強豪オスプリーズ(ウエールズ)は8日、元ニュージーランド代表のNO8フィロ・ティアティアが今シーズン限りでチームを去り、日本で指導者の道を歩む意向であることを明らかにした。以前在籍したトヨタ自動車ヴェルブリッツのFWコーチ就任が濃厚とみられる。
ティアティアはスーパーラグビーのハリケーンズなどで活躍し、2000年6月のトンガ戦でオールブラックスデビュー、2キャップを獲得した。2002年に来日し、トヨタ自動車の中心選手として2006年まで活躍。その後、オスプリーズに移籍し、2010年5月のマグナーズリーグ決勝(優勝)を最後に現役引退していた。オスプリーズのユースチームなどでも指導歴があり、ヨーロッパの5年間で培った経験を日本で生かす。
オスプリーズは現在、プレーオフ進出をかけて奮闘中であり、功労者ティアティアのためにも連覇達成に燃えている。