IRBセブンズ・ワールドシリーズの舞台に東京が加わる可能性が出てきた。IRB(国際ラグビーボード)の最高経営責任者マイク・ミラー氏が香港の英字紙『サウスチャイナ・モーニングポスト』(29日)のインタビューに答え、来年以降、セブンズ・ワールドシリーズは現行の8大会から10大会に増やしたい考えを明らかにした。IRBはアジアマーケットを重視しており、アジアラグビー協会のトレバー・グレゴリー副会長は私見として、「東京は、来年か2013年にはその舞台になるかもしれない」と述べている。増設の場合、アジアと南アメリカが開催地の有力候補とみられる。
現在、IRBセブンズ・ワールドシリーズは、ドバイ(UAE・中東)、ジョージ(南ア・アフリカ)、ウェリントン(NZ・オセアニア)、ラスベガス(USA・北米)、香港(アジア)、アデレード(豪州・オセアニア)、ロンドン(イングランド・欧州)、エディンバラ(スコットランド・欧州)の8大会で行われている。