ラグビーリパブリック

ロンドン開催の歴史的スーパーラグビーはクルセーダーズが勝利

2011.03.28

 スーパーラグビーは第6節を終え、ストーマーズ(南ア)が首位をキープした。15チーム中、無敗を続けているのはストーマーズだけ。ボーナスポイント獲得が少ないのは気になるが、堅守とコンビネーションの良さが光っている。
 しかし、彼らのパフォーマンス以上に特筆すべきは、現地時間3月27日にロンドンで行われたクルセーダーズ(NZ)対シャークス(南ア)の一戦。クルセーダーズの地元であるクライストチャーチが地震の被災地となったため、代替会場として、トゥイッケナムが用意されたのだ。スーパーラグビーが北半球で開催されたのは初めて。試合開催決定から告知期間が短かったにもかかわらず、ラグビー情報サイト「SUPER XV.COM」によると、会場には3万5094人が詰めかけたという。両チーム合わせて9本のトライが生まれた世界最高峰のアタッキングラグビーに、ロンドンっ子のみならず、ヨーロッパに住むニュージーランド人・南アフリカ人にとっては極上の80分間だったに違いない。この一戦は、クラブラグビーの南北交流を前進させるためにも意義深い開催であった。歴史的一戦に勝利したクルセーダーズは2位に浮上、南アの2番手につけているシャークスはホームに戻り、次戦はストーマーズと戦う。
 豪州勢ではレッズが快進撃を続けており、低迷するチーターズ(南ア)から確実に“貯金”した。新規参入のメルボルン・レベルズは、強敵ハリケーンズ(NZ)から大会2勝目をあげている。
 3連覇を狙うブルズ(南ア)は今週から約1カ月間のNZ・豪州遠征に入る。猛者たちの激闘は続く。


 


 


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http://rugby-rp.com/free.asp?idx=100061&code_s=10031001

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