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東芝とキヤノンは9〜12位に 日野と豊田自動織機は入替戦へ


日野のレネ・レンジャー(中央)にプレッシャーをかける東芝の選手たち(撮影:大泉謙也)


 3季連続でトップリーグの優勝争いに加われなかった東芝ブレイブルーパスだが、9〜16位決定トーナメントの1回戦(12月2日/埼玉・熊谷ラグビー場)で日野レッドドルフィンズを48−26で下し、入替戦回避を決めた。

 先制したのは日野だった。前半、東芝に何度も攻め込まれたが辛抱して守り、逆に21分、元ニュージーランド代表SHながら背番号12をつけたオーガスティン・プルが自陣から中央突破でチャンスメイクし、サポートした仲間が次々とつないでWTB小澤和人がゴールに持ち込んだ。

 しかし27分、日野のFL佐々木隆道が不当なプレーでイエローカード、10分間の退出を命じられ、7人になった相手FWに対して東芝はスクラムで押し勝ち、30分、ペナルティトライが認められた。

 逆転した東芝はさらに33分、WTB宇薄岳央がトライ。36分にはSO中尾隼太、SH小川高廣の連続好走からつないで敵陣深くに入り、FL山本紘史が仲間の後押しを受けてインゴールにねじ込んだ。

 21−5で折り返した東芝は後半早々にも宇薄がトライゲッターとなり、リードを拡大。50分(後半10分)には相手パスをカットしたWTBジョネ・ナイカブラがカウンターで60メートル独走。53分には宇薄が自陣深くから80メートル以上走り切り、ハットトリック達成で勝利を引き寄せた。
 東芝はその後も2トライを追加。

 敗れた日野だが、71分には来季のサンウルブズ入りが決まっている元ニュージーランド代表のCTBレネ・レンジャーがインターセプトからSO染山茂範のトライを演出し、77分には敵陣深くでボールを奪い返したFL佐々木もゴールラインを割った。そして最後は、17フェイズ重ねた連続攻撃をNO8アッシュ・パーカーがフィニッシュし、次の戦いにつなげた。


 同日、9〜16位決定トーナメントの1回戦は大阪・キンチョウスタジアムでもおこなわれ、キヤノンイーグルスが豊田自動織機シャトルズを51−17と圧倒し、昨季の10位を上回る可能性をキープした。敗れた豊田自動織機は13位以下が確定し、日野と同じく、下部リーグ(トップチャレンジリーグ)上位チームとの入替戦に進むことが決まった。

 キヤノンは3−3で迎えた前半6分、SH天野寿紀がキックチャージからトライを挙げ、リードを奪った。10分には敵陣深くでプレッシャーをかけてPKを得、クイックタップから攻めて、FL嶋田直人がインゴールに突っ込み17−3とした。

 その後、豊田自動織機のSHジョノ・ヒッキーにトライを奪い返され一時点差は詰まったが、キヤノンは25分、NO8フィリップ・ヴァンダーウォルトのダイナミックな走りで敵陣22メートルライン内に入り、すばやいリサイクルからボールを動かしWTB橋野皓介がファイブポインターとなった。31分にはキックパスをダイレクトキャッチした橋野がヴァンダーウォルトのトライを演出。35分にはFBフレッド・ゼイリンガがチームアタックをフィニッシュし、36−10で折り返した。

 後半に入ってもキヤノンペースは変わらず、44分(後半4分)、キックをチェイスしたWTB橋野皓介がトライを挙げて31点差とし、ほぼ勝負を決めた。

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