セブンズ

ゴールドの笑顔で。銅メダル獲得の男子セブンズユース日本代表帰国。

笑顔で帰国。これからが楽しみ。


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銅でも、この輝き。いつか金を手にしたい。



 大きく成長して戻ってきた。
 みんないい表情。銅メダルのはずなのに金色に見える。
 ブエノスアイレス(アルゼンチン)でおこなわれていたユースオリンピックのラグビー(セブンズ)で銅メダルを獲得した男子セブンズユース日本代表が10月21日に帰国した。


 南アフリカに2勝するなど、ビッグパフォーマンスを見せた選手たちを男子セブンズユースアカデミーの坂本幸司統括が称える。同統括は現地にも足を運び、ひと足先に帰国していた。
「今回のメダル獲得は、選手、スタッフの頑張りにつきます。繰り返し行われたアカデミーで選考に残った個性豊かな選手たち。それぞれが持つスピード、強さ、スキルを最大限活かした戦略。磨き上げ、一体となっていく過程を計画的につくりだした強化計画。それらすべてがうまく融合した結果をブエノスアイレスに持ち込むことができました」


 前回大会(2014年)の反省をもとに、強化環境を整えたことも成功を呼んだ。
「より実戦を見据えたユースアカデミーの運営に変えていきました。国内諸大会への参加、海外遠征の実施を経て、1日に複数の試合が連日行われるセブンズのフォーマットと外国人に対応できる力をつけさせました。大会への準備期間を十分にとれたのも大きかった。ハードワーク、リカバリーを繰り返すとともに、戦術、スキルの落とし込みを十分におこない、世界最高のフィットネス、どんな戦術もこなすスキルが身につきました」
 長い時間、苦楽をともにしたことで、チームとしての結束も高まった。
 坂本統括は、「派遣してくれた所属チームの理解があり、各チームで主力の選手たちを快く送り出していただきました」と感謝の気持ちも忘れない。


 選手たちの力を引き出したスタッフの献身も素晴らしかった。梅田紘一ヘッドコーチの分析と的確な戦略、そして指導力。若林重光トレーナーのケアも、チームにとって欠かせぬものだった。
 3日間の大会日程は思う以上に過酷だ。2連勝した南アフリカ戦。1日目の1試合目より、3日目の最終戦(大会6試合目)の方が差が開いたのは、ハードワークとケアをしっかり繰り返した成果だった。日本チームは3日目でもパフォーマンスが落ちなかった。
「日本のチームが日本らしさを発揮してメダルを獲得できたと考えています。ブエノスアイレスの人たちも日本チームを特に応援してくれました(地元アルゼンチン戦でも声援はありました)。観戦しているうちに好感を持たれる要因(良さ)がこのチームには備わっていたのだと思います」(坂本統括)


 来年実施されるユニバーシアード大会でも、今回のメンバーが候補になるだろう。ひとつ上のカテゴリーに招集される選手もいるかもしれない。
 国内シーズンは大事な時期を迎える。各選手とも、それぞれの所属チームのキーマンになっていくはずだ。
 15人制でも輝きを放つであろう選手たちの姿を是非、見てほしい。

 ■男子セブンズユース日本代表
【FW】
江藤 良 明大1年
大場 丈 東海大1年
菅 涼介 慶大1年
藤井健太郎 立命館大1年
メイン平 御所実高3年

【BK】
石田吉平 常翔学園高3年
植村陽彦 茗溪学園高3年
小西泰聖 桐蔭学園高3年
中西海斗 流経大1年
二村莞司 京都成章高3年
松本純弥 明大1年
山田 響 報徳学園高2年







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