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サントリー、日野倒し上位戦へ弾み


闘志あふれるプレーを見せたサントリーの面々。写真は小野晃征(撮影:松本かおり)


「これぐらいでいいだろうと、思ったら最後、成長は止まる。しっかり引き締めて、優勝できる準備をしたい」(サントリー・沢木敬介監督)

 10月20日(土)、秩父宮ではトップリーグ第7節のうち2試合が行われた。勝ったNTTコム、サントリーは上位トーナメント(1〜8位決定)に進むことが決まった。

■NTTコミュニケーションズシャイニングアークス 31-12 宗像サニックスブルース(前半14-5)
■サントリーサンゴリアス 50-12 日野レッドドルフィンズ(前半24-0)

 現日本代表候補メンバー7人を擁するサントリーは、プロテクトで7人のレギュラーを欠く陣容(1人はケガ)。フルメンバーの日野から8トライを奪って大勝した。

「いいところもあれば、悪いところもあった」と沢木監督。サントリーはカンファレンス2位となり、上位トーナメントでは、1回戦でクボタと対戦。勝てば、2回戦ではNTTコム×ヤマハの勝者と当たる。

 昨年日本一のサントリーは今季ここまで、まずまずの戦績を残しながらも、内容に不満の残る試合を重ねてきた。冒頭の言葉のように、沢木監督は引き締めを解かないながらも、この日の内容には「ディフェンスは、良かった」一定の評価を与えていた。

 ゲームキャプテンを務めた村田大志も、「きょうは、このメンバーでどれだけエナジーをもって、やり切れるかが大事だった」と、結果以上に姿勢を重視、チームに勢いをつけたい気持ちを表した。

 沢木監督は会見の終盤、レフリングに対するマネジメントに言及。あくまで、トップリーグで勝つためのサントリー側の課題であるとしつつも、ルールへの認識が、審判団と噛み合わない現状を率直に訴えた。

「ブレイクダウン一つ、オフサイド一つとっても、僕らはワールドラグビーが示したルールをもとに練習している。たとえばオフサイドを厳しくとるよと言われれば、立ち位置をそれまで以上に厳しく意識したドリルを考える。ルールとふだんの練習は直結したものでなければと考えている。これまでも世界の基準でチームづくりにあたってきたし、これからもその基準をブレさせる気はありません」

 トップリーグ上位トーナメントは12月1日、2日に始まる。

※NTTコムの戦いぶりは関連記事に掲載

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