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ジェイミーHCは「チームの成長示す選出」とも。日本代表候補の基準

9月14日・第3節(vs神戸製鋼)。PRでプレーする堀越康介(中央・サントリー/撮影:松本かおり)


10月1日にジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)、薫田真広強化委員長が、日本代表候補35人を発表。ジェイミーHCは、入替のあったメンバーなどについて次のように語った(いずれも10月1日の会見での発言)。

10月1日発表・日本代表候補メンバーはこちら

ジェイミーHC 選手選考についてのコメント

■遠征前には33人に
「通常よりも多いメンバーで臨んだのは、ケガからの復帰が不透明な選手もいるため。遠征へは、今の35人メンバーから33人に絞る予定」

■堀越、梶村などとジャパン基準を共有
「悪いタイミングでケガも起き、選出されない選手も出た。が、これは若い選手のチャンスでもある。新しく選ばれたメンバー、特に堀越(康介)、梶村(祐介、ともにサントリー所属)らは、この4節のトップリーグのパフォーマンスを通してチャンスをつかみました。彼らとはまず、日本代表のスタンダードがどんなものかを共有していきたい」

■立川はSO起用が多かった
今回、選考から外れた選手たちについて。たとえば、立川(理道・クボタ)はこの期間のトップリーグで、私達の求めるレベルを示すことができなかった。この点については、本人へ細かいフィードバックを行なっている。またいい状態を取り戻してくれるはず。我々にとっても苦渋の決断だった。

彼はトップリーグでは10番(スタンドオフ)でプレーしていたが、私達が求めるポジションは12番。具体的には、12番に求められるディフェンス力などがある。

■堀江と堀越について
※堀江翔太(パナソニック)の不選出の理由は「コンデショニング不良」。会見当日に日本協会からリリースがあり、会見中のHCの発言について訂正があった。ケガの名称、部位、治癒期間は未発表

堀江は、昨年の遠征でもずば抜けたパフォーマンスを示している選手。本人も悔しいだろうが、日本代表にとっても大きな欠場。HOというポジションを厚くする機会ととらえたい。

新たに代表入りした堀越はPRとしてプレーしたが、そこで彼の優位性を示してはいないと思う(質問を受けての回答。あくまでHO前提での選出とみられる)。

■かつての共同キャプテン
2年前の2016年の発表会見で、堀江と立川を共同キャプテンに立てたことが思い出される。

今回のスコッドには彼らの名前はなく、現チームでは、流大(サントリー)や田村優(キヤノン)、姫野和樹(トヨタ)らも、リーダーシップを発揮してくれている。チーム全体がいかに成長したかが分かると思う。

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世界8強を目指すワールドカップ本番まで1年弱、目の前にはNZ戦、欧州遠征などビッグイベントが控えるタイミング。ベテランHO堀江を欠く状況で、求められる試合結果と、チームづくりのプロセスを得られるか注目される。

堀越と同じく、社会人1年目で活躍する梶村(サントリー/撮影・早浪章弘)


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