女子

PEARLSが今年も富士山にV報告。太陽生命ウィメンズ7s第3戦を制す。

プレー面、精神面の両方でチームを牽引する齊藤聖奈主将。(撮影/松本かおり)


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本当の意味でのワンチームに。結束の強さは最大の武器。(撮影/松本かおり)



 富士の裾野に凱歌が響いた。
 9月8日から富士裾野陸上競技場でおこなわれていた太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2018『第3戦 富士山裾野御殿場大会』。同9日(最終日)には順位決定戦がおこなわれ、昨年の大会に続いてPEARLS(三重)が優勝した。

 カップ(最上位)トーナメント決勝で日体大女子に24-7と完勝した。序盤は相手の方が攻撃の時間が長かったが、粘り強く、激しく守り続けてペースを取り戻した。
 先制トライは前半5分。スザンナ・ソトゥトゥのキックチャージから片嶋佑果が長い距離を走り切る。
 前半を7-0とリードして終えると、後半に3トライを重ね、日体大の反撃を1トライだけに抑えた。大会MVPには、その3トライをすべて決めたジャンナ・ヴォ―ガンが選ばれた。

 昨年の大会は招待チーム枠で出場して頂点に立ったPEARLS。昇格大会で今季シリーズのコアチームとなり、今季ここまでの3大会中、2大会に優勝した。昨年の裾野での大会はシリーズ最終戦だったから、直近の4大会中3大会で頂点に立つ安定感だ。
 記虎敏和監督は、「小さなミスが本当に少なくなった。日本人も外国人も努力を惜しまない選手ばかり。それが結果に結びついたと思います。安心して見られる」と教え子たちを愛でた。
 啓光学園高校を何度も花園で優勝させた名伯楽は言う。
「一人ひとりが自分のやるべきことをやり切る。それがチームの成果につながる。それはすべてのラグビーで同じことなんです」

 齊藤聖奈主将は、「PEARLSって、どんなチームなんだ?」という目で見られていた昨年とは違い、相手に分析される中で勝ち切れたことを「チャレンジし続けた結果」と言った。
「ジャンナにマークが張り付いたり、研究されているのは感じました。そういう中で、ディフェンスから攻めて勝てたのが嬉しいですね」
 支えているものがあったから不安はなかった。
「もう、どれだけ(練習で)走ってきたか」
 その自信がチームの芯にあったから最後まで堂々と前へ出続けられた。

 今季シリーズの最終戦(次戦/第4戦)は、地元(鈴鹿大会)で10月13日、14日に開催される。普段から様々な形でサポートしてくれている人たちが、大勢駆けつけてくれる舞台だ。
 裾野での2日間を見ると、みんなを笑顔にする準備は整いつつあるようだ。

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